レーシングシミュレーター(Motec)

SIM で走行したデータを、Motec のロガーデータとして書き出せます。
上の図は、ある有名プロドライバー2 人を比較したデータです。同じ車種・設定・コースを走行したベストタイムのロガーデータです。
黒色データのベストタイムが1’ 27” 599。カラーのベストタイムが1’ 27” 647。タイム差は100 分の5 秒もありません。
データ上も同じようなブレーキング・蛇角・アクセルの開け方に見えます。流石プロと言ってしまえばソレだけですが、決定的に考え方の違う部分があります。
それはヘアピンです。黒色データは旋回速度を重視した考え方に対して、カラーデータは立ち上がりの速度を重視した走り方です。
青い線の部分だけで言うと3km/h の速度差があります。単純にカラーのデータが良いかと言うと、そうでもありません。
立ち上がりを重視したので、ブレーキで充分に速度を落とす必要がありました。黒色に対しヘアピン入口の速度が落ちた分、タイム差がドロップしています。

見た目やベストタイムだけでは分からない部分が、Motec データだとハッキリと分かります。
Motec データが書き出せる事も、シミュレーターの大きな特徴のひとつです。

レーシングシミュレーターの良い所

なんと言っても安全に、世界各国のサーキット走行を楽しむことが出来ます。リアルに映像に映し出される各サーキットにコースを、数多くあるレーシングカーの中より、自分に合っているマシンを選んで走行することが出来ます。このマシンには、多くの実際と同じレーシングマシンの情報が入っており、そこを感じ取ってドライビングして行くのです。特にレーシングで大事なタイヤ情報を感じ取り、タイヤを綺麗に使うドライビングをすることにより、無駄のないスムーズなドライビングスタイルを作り上げることが出来るのです。各コーナーで、考えて、感じて、操作をすることは、頭で指令を出し、自分の手足で操作をするタイミングなどは、実際のサーキット走行と同じ脳と筋肉を使います。走れば走るだけ、自分考えるタイミングと操作が、自分の感じる脳とリンクして来て綺麗なドライビングに修正されていくのです。また、今まで自分が走行したことの無いサーキット、国内、国外含めて、リズムを事前に作り上げることが可能です。これをするのとしないでは、大きく差が出てきます。

レーシングシミュレーターの製作にあたって

テレビモニターフレームも1 から制作です。ここも試作を繰り返し、剛性や強度を確認致します。
最終的に確認作業が終わったら、専用の治具を作ります。42 インチから55 インチのテレビモニターを3 画面支える為の剛性感、メカニカル感と邪魔にならない存在感。各パイプフレームと、丸パイプフレームの組み合わせから実現致しました。
難しい面のチリを合わせる為の作業の短縮や角度の調整パーツ。ここにも、大きな労力と試行錯誤が繰り返され、とても時間のかかったパーツ開発、製作でもあります。
シミュレーター製作にあたり、専用工具なども用意しました。

・メタルソー。(パイプを綺麗に短時間でカットする時に使う機械です)。
・コンタ。(細かいパーツを切断する機械)
・パイプベンダー。(パイプを任意の角度へ曲げるために使います。

レーシングシミュレーターの製作過程

外観は、イメージのデザインをコンピューターで描き、サイズ感や、制作過程、方法を考えて行きます。
次に各パーツの寸法図を制作し、実際にサンプルを何種類も制作して行きます。おおまかなデザインが決まったところで試作に入ります。
ここでは実際に乗り込み、細かなところを修正して行きます。修正ができたところで、マシンの治具を制作致します。
これは今後、何機か同じ物を制作するために必要なベースになります。この繰り返しで1台のマシンが仕上がって行きます。
試作パーツも揃ったところで、仮組みして行きます。
シンプルな丸パイプを何本もカットし曲げ、細かなパーツを綺麗に組み合わせて溶接し、メインフレームを作ります。
その他のパーツも全て取り付けて確認作業をし、また修正が必要な部分は、修正して、最終的なパーツが決定されます。
大きな労力と試行錯誤が繰り返され、とても時間のかかったパーツ開発、製作でもあります。
仕上がったフレームに装飾です。レーシングイメージとしてとても大事なところです。
目に付く所には高価なドライカーボン製品を専用に製作し、レーシングな高級感とメカニカル感を出します。
手に触る、肌に触れる目に見える部分の拘り。シートは専用に設計された日本製モデルです。多くの体型の人が乗れるサイズと剛性感。
ステアリングまわりは、新規に製作。スイッチ類から、見た目の雰囲気は本物レーシングカー以上です。
ここでも高価なドライカーボンを使いレーシングな雰囲気を作ります。
また、ステアリングのサイズも乗るマシンによって変更することも可能です。
テレビモニターフレームも1 から制作です。ここも試作を繰り返し、剛性や強度を確認致します。
最終的に確認作業が終わったら、専用の治具を作ります。
42 インチから55 インチのテレビモニターを3 画面支える為の剛性感、メカニカル感と邪魔にならない存在感。
各パイプフレームと、丸パイプフレームの組み合わせから実現致しました。
難しい面のチリを合わせる為の作業の短縮や角度の調整パーツ。ここにも、大きな労力と試行錯誤が繰り返され、とても時間のかかったパーツ開発、製作です。

今後のレーシングシミュレーターの可能性

現在はレーシング活動を中心にトレーニングやエンジョイ的に使用しているシミュレーターですが、まだまだ発展は可能と考えております。
インターネット環境のもと、場所が離れていても同時にレースの開催が可能です。イベントなどに活用することも可能です。
街中を安全に運転する為のレクチャーにも使う事が可能だと感じます。
本当は自由に車に乗ってみたい!サーキットを走ってみたい!という、子供たちや、障害者の方たちにも安全に臨場感を楽しんでもらえるシステムも作ることができると思います。
まだまだSIM には、無限の未来があると考えております。
※簡単な電気工事が必要です。

メインの電圧を上げる必要は無いと思いますが、子ブレーカーの増設は必要です。出来ればSIM 付近に別系統の子ブレーカー(20A)からひいたコンセントが2 口必要です。(電圧を安定させるため)なるべく太い配線が良いです。(電気屋さんにご相談下さい)

有線LAN コンセント。(2 台以上と接続が可能です)

レーシングシミュレーターの価格等

シミュレーター合計金額

¥4,620,000.-

詳細 単価 数量 金額
オリジナルSIM ドライカーボン仕様一式
(TVモニター含まず。55インチ x 3画面推奨)
シーケンシャルシフト(RH・LH)
MOMO27ステアリング(パドルシフト)
¥4,000,000 1 ¥4,000,000
SIMセットアップ・SIM取扱い講習料一式
【1日10万円(2名)設置1日・講習1日】
¥100,000 2 ¥200,000
消費税(10%) ¥420,000
合計金額 ¥4,620,000

*配送手数料・交通費・宿泊費等別 設置場所により異なります。

レーシングシミュレーターに関するお問い合わせ

レーシングシミュレーターに関して、ご質問がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

まずはお見積もりのご依頼をお待ちいたしております。